アトピー(KYさん)
<<基礎科修了レポート>>
講座に通い始めて、長いようで短いような半年がたちました。
まだまだ「気づき」に入った段階でとても講座修了というレベルではありませんが、受講前後でまとめてみました。
 
〜受講前(〜2009年3月)〜
 
受講のきっかけ:時間がある今だからこそ、何か身につけたいと思いたった。
家族、自分の健康のため。料理実習のみならず講義もあるのも魅力に感じた。
 
食事:
白米には古代米を混ぜたり、たまに気分で玄米食。
ストレス解消のため、外食、特に週末には家族でよくバイキングに出かけ、限界まで食べた。スイーツやスナック菓子、コーヒー、ミルクティーが大好き。
 
体調:
私  アトピー(幼児の頃からで、現在は軽症)、疲れやすい、朝起きるのが辛い、血色が悪い。
夫  高血圧、メタボ気味
長女 アトピー(軽症だが、手足を掻いて赤くなることもあった。)

〜現在(2009年9月)〜
 
食事:
基本は玄米食。外食、肉、スイーツ、スナック、果物への執着が以前ほどなくな
った。子供には牛乳、卵料理を積極的には食べさせていない。
 
体調:
私  朝目覚めがすっきりし、だるくなくなった。

      湿疹がさらにだいぶ軽く、肌の調子(特に顔)はとても良い。

      朝すっきり目覚める。
体重が減った。
下半身の贅肉(セルライト)が減った。

夫  体重が10Kg減(水泳も合わせて実施)、血圧も下がってきた。

長女 アトピーがさらに軽く、膝の後ろが少しかさつく程度。
 
〜実際に受講してみて、改善されてきたかな、という点について〜
 
1.「調理」について
 
・包丁持ち方、切り方、扱い方、姿勢

料理も手軽な果物ナイフで、ままごとのように適当に切っていたのが、包丁を手にする喜びを感じるようになった。自宅でも先生の視線を感じているようで、つい緊張してしまう。)姿勢正しく切るのは気持ちが良い。
 
・計量をきちんと
通常アバウトな私だが、材料も処方箋と思って教本通りにきちんと量るよう心がけるようになった。
 
・揚げ物
揚げ物は火加減が面倒で敬遠していたが、唐揚げや串カツ、蓮根ボール等、日常的に楽しく揚げられるようになった。
 
・調味料
上質な、昔ながらの本物の調味料を使うと、お料理の味が格段に違うことを実感した。
 
2.「気」について
 
・気のつかいかた

なんといっても最大の収穫と言える。気のつかいかたは、調理のみならず、家事や育児、仕事など、毎日生きていく上で必要になってくる能力。いかに集中して物事を捉えるか、目的実行のための準備を具体的に、そして周囲に感謝の気持ちを持つか、ということなのかなと感じている。

そして質問力。“わからないことは聞いて”何度も先生から注意された言葉。
「質問が少ない」のは、忘れていたが、実は子供の頃からの悪い癖。
気力がないと、質問するのも面倒になり、まあいいや・・・とつい憶測で自己判断してしまう。いつも自分に欠けているのはこれ!と、改めてこんな自分に気づくことができ、感謝。
 
〜総括〜

この基礎科は、調理を教わって食べるのみならず、自分の気のあり方が鍛えられる、いわば人間としての学びの場であることを改めて実感しています。

これからも、疑いながらも実行してみて仕合わせの意味を理解し、習慣化し、ゆくゆくきちんと自立できますように。まだまだ学ぶことが山ほどあります。

教本を開いたり、先生のブログを読むだけでワクワクしてくる今を大切に、これからも、長女と私のアトピー完治と、素敵な自分を目指して努めてまいりたいと思います。
                                       
 

 恭子から一言
 アトピーの方特有の、肌の下の隠されている部分が黒ずんでいる、ような肌が、とても、透明感が出てきて、きれいになられました。

私の注意が、緊張させてしまっているのがわかっていましたが、よく頑張って通ってくださいました。

半年かかってやっと、「恭子式マクロ」の考え方が、すっと、心と体にうけいれてもらえるようになり、笑顔がでてきて、私もホッとしました。また、お顔がとても柔らかい自然体になられました。


アトピーの方は、例外なく、真面目です。

そして、優しい心を持っています。

でも、その出し方が分からないでいるのです。

ご家庭を持っていて、家族の食事も作っているはずなのに、調理の仕方がまるでわからず、手が出ない、おどおどしてしまう、その理由が分かりました。

果物ナイフで料理をしていたのですね。

今、鋏だけ持っていれば、料理ができる、つまり、おふくろの味は、袋(レトルトの袋)の、味、と言われています。

料理は、ノイローゼの治療法としても、とても役に立ちます。

それは、具体的に、「気」を使うからです。気配りをしていかないと、おいしいお料理が出来上がらないからです。

目先の料理に集中している時は、自分の病気なり症状なりに、神経は行きません。

これが、「治る」コツでもあるのです。